“はうぶん”の漢字の書き方と例文

語句	割合
芳文	100.0%

(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。

契月氏の夫人は、亡くなつた芳文（はうぶん）氏の娘だけに、日本の女としては大柄であるが、大阪から帰つて来る日にかぎつて、いつもよりはずつと大きく契月氏の眼に見えた。

大分以前京都のある呉服屋が栖鳳、香嶠（かうけう）、芳文（はうぶん）、華香（くわかう）の四人に半截（はんせつ）を一枚宛（づつ）頼んだ事があつた。出来上つてから店の番頭が金子（きんす）一封を持つて華香氏の許（とこ）へお礼に往つたものだ。