“はいた”の漢字の書き方と例文
語句割合
歯痛100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
士行氏は二者ふたつとも気に入らなかつた。国子さんには什麽どんなに言つたか知らないが、フロツクコートを見た時には、急に歯痛はいたでも起きたやうに、泣き出しさうな顔をして頼んだ。
「歯が悪かったのだね。そして、よく頬に歯痛はいた止めの貼り薬をしていたと云うじゃないか」
陰獣 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)