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はいかぐら
ふりがな文庫
“はいかぐら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
灰神楽
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
灰神楽
(逆引き)
税務署の人はその通りにしましたが、辺り一面
灰神楽
(
はいかぐら
)
になったので、私は布切れで上り口をはたきました。
安吾人生案内:01 その一 〔判官巷を往く〕
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
「——でしょう、親分。一と目千両と言われた江戸一番の——いや日本一の綺麗な顔へ、
沸
(
たぎ
)
り返る鉄瓶と
灰神楽
(
はいかぐら
)
と、真っ赤になった炭火の雨が降ったんですぜ」
銭形平次捕物控:213 一と目千両
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
今の騒ぎで
鉄瓶
(
てつびん
)
がくつがえり、大きな
桐
(
きり
)
の
角火鉢
(
かくひばち
)
からは、噴火山の様に
灰神楽
(
はいかぐら
)
が立昇って、それが
拳銃
(
ピストル
)
の煙と一緒に、まるで濃霧の様に部屋の中をとじ込めていた。
灰神楽
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
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