“のちぞ”の漢字の書き方と例文
語句割合
後添100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『大清』の藤五郎さんのところへ後添のちぞいに行くつもりだから、きっぱりと縁を切ってくれと言いますと、吉兵衛は、しばらくわたしの顔を眺めていましたが、お前はどうせ島育ち
顎十郎捕物帳:18 永代経 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
私がずっと年下の後添のちぞいの妻であるだけに、それが一層あってよい筈でした。
扉の彼方へ (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
と言って、金兵衛は後添のちぞいのお玉と共によろこび迎えた。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)