“ねぼけごえ”の漢字の書き方と例文
語句割合
寝惚声100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
檐下のきしたに、白と茶の大きな斑犬ぶちいぬ一頭ひとつ、ぐたりと寝ていました。——あの大坊主と道づれでしたが。……彼奴あいつ、あの調子だから、遠慮なしに店口で喚いて、寝惚声ねぼけごえをした女に方角をききましたっけ。
露萩 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)