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ぬれづた
ふりがな文庫
“ぬれづた”の漢字の書き方と例文
語句
割合
濡蔦
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
濡蔦
(逆引き)
裙
(
すそ
)
が落ちて、畳に
颯
(
さっ
)
と
捌
(
さば
)
けると、薄色の壁に美しく
濡蔦
(
ぬれづた
)
が
搦
(
から
)
んで絵模様、水の垂りそうな
濡毛
(
ぬれげ
)
を、くっきりと
肱
(
ひじ
)
で
劃
(
くぎ
)
って、透通るように
櫛
(
くし
)
を入れる。
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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