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ぬれしお
ふりがな文庫
“ぬれしお”の漢字の書き方と例文
語句
割合
濡萎
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
濡萎
(逆引き)
寂然
(
ひっそり
)
としていたが、重ねて呼ぶのに気を兼ねる間も無く、雨戸が一枚、すっと
開
(
あ
)
いて、下から
映
(
さ
)
す
蒼
(
あお
)
い
瓦斯
(
がす
)
を、逆に
細流
(
せせらぎ
)
を浴びたごとく
濡萎
(
ぬれしお
)
れた姿で、水際を立てて、そこへお孝が
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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