“ぬるちゃ”の漢字の書き方と例文
語句割合
温茶100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遅い午餉ひるだったから、もう二時下り。亭主の出たあと、女房はぜんの上で温茶ぬるちゃを含んで、干ものの残りに皿をかぶせ、余った煮豆にふたをして、あと片附は晩飯ばんと一所。
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
『そこへ開けたら、まあ、温茶ぬるちゃだが、一ぷくおあがり』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)