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ぬのぶすま
ふりがな文庫
“ぬのぶすま”の漢字の書き方と例文
語句
割合
布被
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
布被
(逆引き)
そうして、奥深い一室の
布被
(
ぬのぶすま
)
を引きあけると、そこには、白い羽毛の
蒲団
(
ふとん
)
に
被
(
おお
)
われた卑弥呼が、卑狗の大兄の腕の中で眠っていた。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
そうして、剣を引くと、「卑弥呼、卑弥呼。」と呼びながら、部屋の中を馳け廻り、
布被
(
ぬのぶすま
)
を引き開けた。玉簾を跳ね上げた。庭園へ飛び下りて、
萩
(
はぎ
)
の
葉叢
(
はむら
)
を
薙
(
な
)
ぎ
倒
(
たお
)
しつつ広場の方へ馳けて来た。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
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