“にんげんちう”の漢字の書き方と例文
語句割合
人間中100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれども、かへりみて自分を見ると、自分は人間中にんげんちうで、尤も相手を歯痒はがゆがらせる様にこしらえられてゐた。是も長年ながねん生存競争の因果いんぐわさらされたばちかと思ふと余り難有い心持はしなかつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)