“にんけん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
忍剣50.0%
仁賢50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
忍剣にんけんは、渾力こんりきをしぼって、それを引きぬこうとこころみたが、ぬけるどころか、大山たいざんにのしかかられたごとく一寸のゆるぎもしない。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
忍剣にんけんが気のついたクロとは、そもなにものかわからないが、かれのすがたは、まもなく、変りはてた恵林寺えりんじあとへあらわれた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
忍剣にんけんは、この方角とにらんだ道を、一ねんこめて、さがしていくと、やがて、ゆくてにあたって、一の六角堂が目についた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
第二十四代の天皇仁賢にんけんの時代には、やはり天皇の死んだあとに、大臣平群真鳥へぐりのまとりとその子のしびが反抗した。