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にわごけ
ふりがな文庫
“にわごけ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
庭苔
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
庭苔
(逆引き)
かつて人の足に踏ませない
苑内
(
えんない
)
なので、ここの
庭苔
(
にわごけ
)
は実に
眼醒
(
めざ
)
めるばかり鮮やかであった。苔の香いというものを私はここで初めて
咽
(
む
)
せるほど知った。
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鈴川主水はこの時初めて、
庭苔
(
にわごけ
)
の上へヘタヘタと坐り込んで、平次を拜むのです。
銭形平次捕物控:314 美少年国
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
その声を、日吉は、頭のうえに聞いたまま、
庭苔
(
にわごけ
)
に、
額
(
ひたい
)
をつけて、縮まっていた。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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