“にっしょく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
日蝕88.9%
日食11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これらの記事を日蝕にっしょくに比べる説もあったようであるが、日蝕のごとき短時間の暗黒状態としては、ここに引用した以外のいろいろな記事が調和しない。
神話と地球物理学 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
「算法家は六七十年もさきの、日蝕にっしょくを数えだすことができるそうです、けれどもそういう算術を知らぬ者は、その日その刻が来るまでは、決して信じはしないでしょう」
山彦乙女 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
七日七夜なぬかななよ、燃えにもえた野火の煙は、裾野一円にたちこめて、昼も日食にっしょくのように暗い。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)