“にせさつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
贋札50.0%
贋紙幣25.0%
偽札25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
米良は大連の常盤ときわ橋通りのユダヤ人の経営するカバレット・バビロンで、ロシア領事館の書記の支払った奉天ほうてん銀行の贋札にせさつの下で、皺だらけになった支那紙晨報しんぽうを拾い読みしているうちに
地図に出てくる男女 (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)
その訳と云うのは、飛山君のお父さんは東京のどこかで贋紙幣にせさつを使おうとして捕まったんだそうだ。そして今は警察にめられているんだって。
贋紙幣事件 (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)
「アッ、逃がしてはいけません。早く捕まえて下さい。あの坊さんが贋紙幣にせさつを造っているんですッ!」
贋紙幣事件 (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)
「あいつらが偽札にせさつを掴ましてるんが、露助に分らんのかな。」
氷河 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)