“にぎたづ”の漢字の書き方と例文
カタカナ:ニギタヅ
語句割合
熟田津100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
熟田津にぎたづ船乗ふなのりせむと月待つきまてばしほもかなひぬいまでな 〔巻一・八〕 額田王
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
斉明天皇が(斉明天皇七年正月)新羅しらぎを討ちたまわんとして、九州に行幸せられた途中、暫時伊豫の熟田津にぎたづに御滞在になった(熟田津石湯いわゆの行宮)。其時お伴をした額田王の詠んだ歌である。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)