“なんでん”の漢字の書き方と例文
語句割合
南殿100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その大任を負って、新田右衛門佐うえもんのすけ義貞はいま、身のしまるおもいで、南殿なんでんの下にぬかずいた。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
七月十三日、秀吉は、拝命の御礼として、南殿なんでん猿楽さるがくを催し、叡覧えいらんに供えんと称して、天皇、皇子、五摂家ごせっけ清華せいか、その他の公卿、諸大夫たゆう、諸侍までを、こぞって招待した。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)