“なるみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
鳴海100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから、なるみ絞りの鳴海なるみ。一里十二丁、三十一もんの駄賃でまっしぐらにみやへ——大洲観音たいすかんのん真福寺しんぷくじを、はるかに駕籠の中から拝みつつ。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
而も三代目かの廣重の繪にも取られてある所を見ると、昔の鳴海なるみの宿の鳴海なるみ絞りを懸け弔す店と同じく、少し繪心のある人の心を惹くものと見える。
京阪聞見録 (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
かくて絞柄に様々な名を与えます。京都などもこの技術で名がありますが、仕事の盛なのは鳴海なるみ地方であります。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)