“ならづけ”の漢字の書き方と例文
語句割合
奈良漬100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大晦日おおみそかも、元日も、そこで越して奈良漬ならづけのように露八はつかっていた。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
のんびりした春の陽ざしの中に、錢形平次も年始疲れの、少し奈良漬ならづけ臭くなつた足腰を伸ばして、寢そべつたまゝ煙草のけむりの行方を眺めて居たのです。
はさみをモギ取る時、奈良漬ならづけ臭いのをウンと吹掛けられましたよ」