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ならづけ
ふりがな文庫
“ならづけ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
奈良漬
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
奈良漬
(逆引き)
大晦日
(
おおみそか
)
も、元日も、そこで越して
奈良漬
(
ならづけ
)
のように露八は
漬
(
つか
)
っていた。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
のんびりした春の陽ざしの中に、錢形平次も年始疲れの、少し
奈良漬
(
ならづけ
)
臭くなつた足腰を伸ばして、寢そべつたまゝ煙草の
烟
(
けむり
)
の行方を眺めて居たのです。
銭形平次捕物控:047 どんど焼
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
鋏
(
はさみ
)
をモギ取る時、
奈良漬
(
ならづけ
)
臭いのをウンと吹掛けられましたよ」
銭形平次捕物控:057 死の矢文
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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