“なむあみだ”の漢字の書き方と例文
語句割合
南無阿弥陀100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見向みむきもせず、また南無阿弥陀なむあみだで手内職。
海異記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
開帳の時は今なり南無阿弥陀なむあみだ
六百句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
客は眼をつぶっても眠られず、わが身がぐるぐる大渦巻おおうずまきの底にまき込まれるような気持で、ばたんばたんと寝返りを打ち、南無阿弥陀なむあみだ、と思わずお念仏が出た時、廊下に荒き足音がして
新釈諸国噺 (新字新仮名) / 太宰治(著)