“なっとく”の漢字の書き方と例文
語句割合
納得100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この隠し子の存在にはお梶さまも相当煩悶したよしであるが、自分の結婚前ということが、ともかく納得なっとく手蔓てづるではあったらしい。
不連続殺人事件 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
さよから先に納得なっとくさせてお艶を手に入れてやろうと、さっそくに考えをきめた富五郎、まるで天からぼた餅が降ってきたようなさわぎで
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
お雪ちゃんの説明で一応納得なっとくしたけれども、まだ心残りはあって、鷲の子の存在はそれでいいとしても、今まで静かにしていた鷲の子をして
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)