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なかみなと
ふりがな文庫
“なかみなと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
那珂湊
66.7%
那珂港
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
那珂湊
(逆引き)
「
昨日
(
きのう
)
、
那珂湊
(
なかみなと
)
の
夤賓閣
(
いんひんかく
)
で、ご決心をつけられ、即刻、早馬でお帰りになるやいなや、老臣から各〻を集められ、固いご意中を告げられたであろうが」
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
四月以来、
筑波
(
つくば
)
の方に集合していた水戸の
尊攘派
(
そんじょうは
)
の志士は、九月下旬になって
那珂湊
(
なかみなと
)
に移り、そこにある味方の軍勢と合体して、幕府方の援助を得た水戸の
佐幕党
(
さばくとう
)
と戦いを交えた。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
数日前から
那珂湊
(
なかみなと
)
の
夤賓閣
(
いんひんかく
)
に
在
(
あ
)
って、なお逗留中とある。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
なかみなと(那珂湊)の例文をもっと
(2作品)
見る
那珂港
(逆引き)
平田同門の
亀山嘉治
(
かめやまよしはる
)
が八月十四日
那珂港
(
なかみなと
)
で
小荷駄掛
(
こにだがか
)
りとなって以来、十一月の下旬までずっと浪士らの軍中にあったことを半蔵が知ったのは、つい最近のことである。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
那珂港
(
なかみなと
)
の没落と共に
榊原新左衛門
(
さかきばらしんざえもん
)
以下千二百余人の降参者と武田耕雲斎はじめ九百余人の脱走者とをいかに幕府が取りさばくであろうということも多くの人の注意を引いた。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
なかみなと(那珂港)の例文をもっと
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