トップ
>
どろぬま
ふりがな文庫
“どろぬま”の漢字の書き方と例文
語句
割合
泥沼
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
泥沼
(逆引き)
君の父上と兄上と妹とが気をそろえて水入らずにせっせと働くにも係わらず、そろそろと
泥沼
(
どろぬま
)
の中にめいり込むような家運の衰勢をどうする事もできなかった。
生まれいずる悩み
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
そこにはうっかり通りかかるとひっかからずには居られない
陥穽
(
かんせい
)
や、飛びこむと再び外へ出られないような
泥沼
(
どろぬま
)
を用意して置いたのです。ひっかかったものが不運なんです。
省線電車の射撃手
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「いやいや、君はやっぱりこの商売に取りついて行くんだ。
泥沼
(
どろぬま
)
のなかに育って来た人間は、泥沼のなかで生きて行くよりほかないんだ。現に商売が成り立ってる人もあるじゃないか。」
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
どろぬま(泥沼)の例文をもっと
(10作品)
見る
“どろぬま”の意味
《名詞》
どろぬま【泥沼】
泥に満ちた沼。
(語義1にたとえて)とらわれて逃れられない状況。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
ぬま