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どうもうぐみ
ふりがな文庫
“どうもうぐみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
獰猛組
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
獰猛組
(逆引き)
飯場
(
はんば
)
を出て二丁ばかり行くと、すぐ
道端
(
みちばた
)
にある。木造ではあるがなかなか立派な建築で、広さもかなりだけに、
獰猛組
(
どうもうぐみ
)
とはまるで不釣合である。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
しかし一度この社会に首を
突込
(
つっこ
)
んで、
獰猛組
(
どうもうぐみ
)
の一人となりすましたら、一月二月と暮して行くうちには、この男くらいの勢力を得る事はできるかも知れない。できるだろう。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
起きていれば
獰猛組
(
どうもうぐみ
)
、寝れば
南京虫
(
ナンキンむし
)
に責められるばかりだ。たまたま飯の
蓋
(
ふた
)
を取れば
咽喉
(
のど
)
へ通らない壁土が出て来る。——しかしいる。いるときめた以上は、どうしてもいて見せる。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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