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とらばさ
ふりがな文庫
“とらばさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
虎挾
50.0%
虎挟
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
虎挾
(逆引き)
「山國で
猪
(
しゝ
)
や
狼
(
おほかみ
)
を捕る
虎挾
(
とらばさ
)
みといふ
罠
(
わな
)
に首を突つ込んで山猫のやうな顏をして、もがき
死
(
じに
)
に死んで居たのを、今朝になつて見付けましただ」
銭形平次捕物控:197 罠に落ちた女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
最初は空井戸の中に千兩箱があるからと總兵衞を
誘
(
さそ
)
つて上から石を落して殺し、次には土藏の腰張りの中に大金があるからと、お豐を誘つて
虎挾
(
とらばさ
)
みに首を突つ込ませて殺したのだ
銭形平次捕物控:197 罠に落ちた女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
その
蓋
(
ふた
)
になつて居る腰張の中に、山國で、
猪
(
しゝ
)
や熊を捕る恐しい
虎挾
(
とらばさ
)
みといふ
罠
(
わな
)
を仕掛け、不心得な者が奧に積んである千兩箱に手を掛けると、上から虎挾みの齒が恐ろしい力で落ちて來て
銭形平次捕物控:197 罠に落ちた女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
とらばさ(虎挾)の例文をもっと
(1作品)
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虎挟
(逆引き)
なんにー、三寸くれエの、まん中に丸いかねがあって、ちょいと片っぽの足をのっけると、かたりと落ちるようになった、
虎挟
(
とらばさ
)
みといったようなものでがした。ベイコク製だといっておりやした。
雪国の春
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
とらばさ(虎挟)の例文をもっと
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