“とばふしみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
鳥羽伏見100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここへきて、ふたたび、戦火の糜爛びらんがひろがり、範囲も西は山崎、鳥羽伏見とばふしみ。みなみは木幡こばた、奈良ぐち、阿弥陀ヶ峰。ひがしは近江から北は若狭路わかさじにまでなって来たには理由がある。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
鳥羽伏見とばふしみのいくさに敗れて東帰するまでの三年間、新撰組如上の本質に、何一つ変化がなかったばかりか、隊士の離合、隊勢の発展のたびごとに、いよいよ本来の姿を明確にしてゆく。
新撰組 (新字新仮名) / 服部之総(著)