“とどけしょ”の漢字の書き方と例文
語句割合
届書100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「どういう人物だか、詳しくお話下さらんので、われわれには正体が分りませんが、とにかく家出人の捜査申請そうさしんせいは本庁でも毎日受付けて居りますから、どうぞ届書とどけしょを出されたい」
鞄らしくない鞄 (新字新仮名) / 海野十三(著)
正規のとどけも出さないまま、自分勝手にされたものであることが判明しましたので、本部の塚江事務官が大きに狼狽しまして、大急ぎで届書とどけしょを出して正規の手続きをしてもらうように
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
*2 戸口調査名簿 ピョートル大帝によって一七二二年に創始され、一八六〇年までに十回にわたって行われた一種の国税調査に、その都度つど地主から政府に提出した農奴数の届書とどけしょをいう。