“とぎぞうし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
伽草子57.1%
伽草紙28.6%
伽稗子14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それが古典の太平記に用いられてから謡曲、民劇、小説などでさらに一般化したのである。室町期の記録もの、お伽草子とぎぞうし
随筆 私本太平記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
貸していただいて読んだ本が『保元平治物語』と『お伽草紙とぎぞうし』です。
漱石氏と私 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
題を見ただけでも、からから渡りものの飜案で、安価な上方かみがた版のお伽稗子とぎぞうしそのままなのが直ぐ知れる。
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)