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とうのちゅうじょう
ふりがな文庫
“とうのちゅうじょう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
頭中将
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
頭中将
(逆引き)
りっぱな
風采
(
ふうさい
)
の源氏が静かに歩を運ぶかたわらで先払いの声が高く立てられた。源氏は車へ
頭中将
(
とうのちゅうじょう
)
、
兵衛督
(
ひょうえのかみ
)
などを陪乗させた。
源氏物語:18 松風
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
この時に
承香殿
(
じょうきょうでん
)
の
女御
(
にょご
)
の兄である
頭中将
(
とうのちゅうじょう
)
が、
藤壺
(
ふじつぼ
)
の御殿から出て、月光の
蔭
(
かげ
)
になっている
立蔀
(
たてじとみ
)
の前に立っていたのを、不幸にも源氏は知らずに来た。
源氏物語:10 榊
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
ちょっとしたことが初めで
頭中将
(
とうのちゅうじょう
)
がまだ少将でいらっしったころに通っておいでになるようになったのでございます。
源氏物語:04 夕顔
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
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