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てんしんもも
ふりがな文庫
“てんしんもも”の漢字の書き方と例文
語句
割合
天津桃
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天津桃
(逆引き)
桃にも
水蜜桃
(
すいみつとう
)
といって色の白くって甘いのがあり、
扁桃
(
へんとう
)
といって平たくって
美味
(
おいし
)
いのがあり、
天津桃
(
てんしんもも
)
といって大きくって
紅
(
あか
)
いのがあります。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
水蜜よりも
天津桃
(
てんしんもも
)
の紅い色が皿と匙にきれいに映つて見えた。半分づつに大きく切つて甘く煮ることもあつたが、天津のなまのものに砂糖と牛乳がかかるとその方が味が柔らかく食べられる。
豚肉 桃 りんご
(新字旧仮名)
/
片山広子
(著)
第六十六 桃のゼリー 生の
水蜜桃
(
すいみつとう
)
や
天津桃
(
てんしんもも
)
ならば皮を
剥
(
む
)
いて一斤へ一合の水と大匙三杯の砂糖を入れて一時間煮たものを裏漉しにします。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
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