“てんさく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
添削82.4%
添刪11.8%
天作5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その後は句の添削てんさくをたのみに行くたびに、二、三句のうちにきっと一句ずつは落葉とか紅葉とかいう題で、おち葉を掃き出してしまえとか
半七捕物帳:36 冬の金魚 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
余は一番町いちばんちょうなる父の家より一週に一、二度は欠かさず草稿を携へて通ふ中やや読むに足るべきもの二、三篇先生の添刪てんさくを経たる後博文館または春陽堂の編輯局に送られき。
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
二、一天作てんさくの五、二しんが一しん、ええと三、一、三十の一……加賀屋親子の行方不明、佐賀町河岸での人殺し、そこへ迎えに出た加賀屋の提燈……これには連絡がなければならない。
前記天満焼 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)