“てみずばち”の漢字の書き方と例文
語句割合
手水鉢100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
代助は父に呼ばれてから二三日の間、庭の隅に咲いた薔薇ばらの花の赤いのを見るたびに、それが点々として眼を刺してならなかった。その時は、いつでも、手水鉢てみずばちの傍にある、擬宝珠ぎぼしゅの葉に眼を移した。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)