“ていぶん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鄭文50.0%
鼎分50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「それがしは、魏の部将鄭文ていぶんという者です。丞相じょうしょうえっしてお願いしたいことがある」
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
鄭文ていぶんは、馬をとばして、野へ駈け下りた。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、ただすと、鄭文ていぶんは拝伏して
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
仰ぐ力と、信念と、自分の力と、この三者は、時に円融し、時に鼎分ていぶん(三つに分れること)し、そこに反省あり、三昧さんまい境あり、以て一歩一歩、生きる力の増進の道を踏み拓いて行くのであります。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)