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つぼがた
ふりがな文庫
“つぼがた”の漢字の書き方と例文
語句
割合
壺形
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
壺形
(逆引き)
丁度今頃白い小さい
壺形
(
つぼがた
)
の花が咲いて居る筈だ。その花や葉を馬に喰はせると、
涎
(
よだれ
)
を流して泥のやうに醉ふ。馬に取つてはこれほどの恐ろしい毒はない。
銭形平次捕物控:216 邪恋の償ひ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
兄のは少し実の入った方がよいので、筋は全く取りません。取れば実がこぼれますから。それを味よく薄目に煮たのを、
壺形
(
つぼがた
)
の器に入れて
膳
(
ぜん
)
に乗せます。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
濤川惣助氏の無線七宝の花瓶というのは、高サ二尺、胴の差し渡し一尺位で金属の
肌
(
はだ
)
の上に卵色の無線の七宝が施されたもので、形は
壺形
(
つぼがた
)
をしている。その鮮麗さは目も
覚
(
さ
)
めるばかりです。
幕末維新懐古談:60 聖上行幸当日のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
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