トップ
>
つきそで
ふりがな文庫
“つきそで”の漢字の書き方と例文
語句
割合
突袖
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
突袖
(逆引き)
団体の中に、一人、頭へ置手拭をして、
突袖
(
つきそで
)
ですましこんでいる若いのが、これが一行の大将株と覚しく、これの
襟
(
えり
)
にさしてあった旗だけが少し違い
大菩薩峠:28 Oceanの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
数寄屋橋内
(
すきやばしうち
)
、南番所御用部屋。まだ朝が早いので、下ッ引の数もほんの三四人、炉端にとぐろを巻いて、無駄ッ話をしているところへ、不機嫌な
突袖
(
つきそで
)
でズイと入って来た卅二三の男。
顎十郎捕物帳:05 ねずみ
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
木下の母堂はじめ見知らぬ人々が、狭い
家
(
うち
)
の中をおちつきなく動きまわっている中から、正装した六郎兵衛が多少は
衒
(
て
)
れた恰好で現われ、
突袖
(
つきそで
)
などしてみながら苦笑いをしてみせた。
主計は忙しい
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
つきそで(突袖)の例文をもっと
(3作品)
見る
検索の候補
つつそで