“ちよちく”の漢字の書き方と例文
語句割合
貯蓄100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
井筒屋に入る前から相當の貯蓄ちよちくがあり、白山に一軒の家まで持つて、女房ともめかけともつかぬ女を、相當以上に暮させて居るとわかりました。
番頭の周助は五十年配のしたゝか者で、商賣には拔け目がないといふ評判ですが、主人の財産を殖やすと同じりつで、自分の貯蓄ちよちくも殖やして行く外には、さして惡巧わるだくみがあらうとも思はれません。