“ちゅうきん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鋳金75.0%
忠勤25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その火のはたらきをくぐって僕等の芸術は出来る。それを何ということだ。鋳金ちゅうきんの工作過程かていを実地にご覧に入れ、そして最後には出来上ったものを美術として美術学校から献上けんじょうするという。
鵞鳥 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
浮世絵は月岡芳年つきおかよしとしを最後として全く絶滅し、蒔絵まきえ鋳金ちゅうきん是真夏雄ぜしんなつおを失ひて以後また見るべきものなきに至りぬ。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
「そのくせ、ストライキだけにはいやに反対していたんだが、あれはやっぱり朝倉先生に対する忠勤ちゅうきんのつもりだったかね。」
次郎物語:04 第四部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)