“ちくぶじま”の漢字の書き方と例文
語句割合
竹生島100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
沖の島から竹生島ちくぶじまの方に泳いでいくと、波にうつる朱塗の玉垣には、ほんとうにびっくりしました。
この一隊は、琵琶湖びわこをつききり、竹生島ちくぶじまからずっと先の方の岸に船をつけ、それから北の国へ行って、米や芋をたくさん買いいれ、人夫をやとって、それを船にいっぱい積みこみました。
長彦と丸彦 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
橋口君の謡曲うたいは然う古いものではない。竹生島ちくぶじまを一番上げた時大地震が来たというから、未だ三年にはなっていない筈だ。しかし千吉君は勧められ始めてから随分長いことのように記憶している。
好人物 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)