“だてしや”の漢字の書き方と例文
語句割合
伊達者100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
殿は伊達者だてしやい男
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
主人の倉松は三十五六の大家の主人らしい寛厚な感じのする働き者、店構への立派さ、住居の行屆いた調度など、さすが下谷で何番と言はれる伊達者だてしやだけのことはあります。
銭形平次捕物控:167 毒酒 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
事實伊達者だてしやつうすゐといはれる人達の内部生活が、思ひの外に貧しいのを、平次はマザマザと見せ付けられたやうな氣がして、これ以上追及する氣もなくなつてしまひました。