“だつぼう”の漢字の書き方と例文
語句割合
脱帽100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「わたくしは、この港をえらび、造船所をつくって、海軍を再建さいけんしたかたに向かって、こういうすべてのものをつくりだした王さまにむかって、脱帽だつぼういたします。」
殿様も外人が下馬げばして脱帽だつぼうしわびることなら許してつかわせといわれた。そこで通訳は外人に向かい
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
外国人は恐縮し日本に来て大名と直接にお話したことははじめてで、名誉めいよなことであると喜び、再三脱帽だつぼうしたあとで去った。通訳官はかく再三脱帽しておわびを申し上げていますと言うと、大名は
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)