“だっこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
脱稿80.0%
脱肛20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あるじの曲直瀬道三まなせどうさんが、その著書「啓廸集けいてきしゅう」を脱稿だっこうしたのは天正二年のことである。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
たつの刻からうまの刻になって始めて脱稿だっこうした。王者はそれを見て非常に悦んだ。
織成 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
「病人だってなにも、中風ちゅうきだの、脚気だの、脱肛だっこうだのッて、そんな、ぶざまな病気ばかりがあると限ったものじゃない、中には、きれいな病気だッてあるさ」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)