“だいとうのみや”の漢字の書き方と例文
語句割合
大塔宮100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今なら舞台監督兼作者となったのが水蔭で、一番目の『つも怨切子燈籠うらみきりこどうろう』という半世話物の仇討劇あだうちげきも二番目の何とか太平記といった大塔宮だいとうのみや吉野落よしのおちを材とした一幕物も皆水蔭の書卸かきおろしであった。
大塔宮だいとうのみや社務所。
六百句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
室の一隅の草刈籠くさかりかごは、大塔宮だいとうのみやがただいまこの中から御脱出になったままのように、書き物があふれ出している。
大菩薩峠:28 Oceanの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)