“だいきょうこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大恐慌80.0%
大恐惶20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
怪事は、果然かぜん、米連主力艦隊を大恐慌だいきょうこうの中にげこんでしまった。
地球要塞 (新字新仮名) / 海野十三(著)
『木戸博士の行方不明に世界学界は大恐慌だいきょうこう!』
キド効果 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「もう済んだ。ああ好い心持だ」と圭さん、手拭の一端いったんを放すや否や、ざぶんと温泉の中へ、石のように大きな背中を落す。満槽まんそうの湯は一度に面喰めんくらって、槽の底から大恐惶だいきょうこうを持ち上げる。
二百十日 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)