“だいおんじょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
大音声100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで彼は手綱を振って、大音声だいおんじょうをあげて、今度はななめに向わずに、怪物のおそろしい真正面めがけて、天馬を進めました。
大音声だいおんじょうではあるが、物頭は噛んで含めるように、繰り返し繰り返し、その声もつぶれきるほど風の中で告げるのだった。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いわんや一発を送るたびに総軍力を合せてわーと威嚇性いかくせい大音声だいおんじょういだすにおいてをやである。主人は恐縮の結果として手足に通う血管が収縮せざるを得ない。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)