“たんみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
淡味50.0%
耽味50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いったい蛮土ばんどの物は濃厚のうこうで、日本の物は淡味たんみです。菓子でも、干柿ほしがきもちの甘味で、十分舌に足りていたものが、砂糖に馴れると、もうそれでは堪能たんのうしなくなります
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
必要と好厭は、動物の世界にある共通の事実だが食品を耽味たんみするという道楽は、人間ばかりが持っている奢りらしい。
香魚と水質 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)