“たんご”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
端午66.7%
丹後30.8%
単午2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その中でも特に私たちの注意しているのは、五月端午たんごの節供に作られる色々の巻餅まきもちが、必ず上をとがらせた三角形に結ばれたことである。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
忠直卿は、老家老の小山丹後たんごと碁を囲んでいた。老人と忠直卿とは、相碁であった。が、二、三年来、老人はだんだん負け越すことが多かった。
忠直卿行状記 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
「ヘイ、じつは、明日の単午たんごの節句を期しましてその前に、八つ橋花魁のための八つ橋楼と云ふお居間ができました、お大尽のお骨折で」
吉原百人斬り (新字旧仮名) / 正岡容(著)