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たびしょ
ふりがな文庫
“たびしょ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
旅所
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
旅所
(逆引き)
一方の藤夜叉は、関明神のお
旅所
(
たびしょ
)
のうらに、かがまっていた。笠を
眉
(
ま
)
ぶかに沈め、竹の杖を両手に持って、石垣の下の石の一つに腰かけたまま、もう一歩もあるけないような呼吸をしていた。
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
暗いなかでお神輿の
金物
(
かなもの
)
がからりからりと鳴る音と、それを担いで行く
白丁
(
はくちょう
)
の足音がしとしとと聞こえるばかり。お神輿は上の町のお
旅所
(
たびしょ
)
へ送られて、暗闇のなかで配膳の式があるのだそうで……。
半七捕物帳:68 二人女房
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
たびしょ(旅所)の例文をもっと
(2作品)
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