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たなこ
ふりがな文庫
“たなこ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
店子
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
店子
(逆引き)
藪下の三棟の長屋は、与七がまだ五丁目で質屋をやっているじぶん、正確にいうと十九年まえから、
店子
(
たなこ
)
に無償で貸していた。
赤ひげ診療譚:07 おくめ殺し
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
少くも硯友社は馬琴の下駄の
迹
(
あと
)
を印し馬琴の声を聞いた地に育ったので、幽明相隔つるといえ、馬琴と硯友社とはいわば
大家
(
おおや
)
と
店子
(
たなこ
)
との関係であった。
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
誠に此の
度
(
たび
)
はどうも御親切に有難う存じます、
私
(
わたくし
)
も心配致して居りましたが
店子
(
たなこ
)
の者で親子二人暮して居りますが
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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(34作品)
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“たなこ”の意味
《名詞》
借家を借り、そこで生活、営業するもの。
(出典:Wiktionary)