“たなこ”の漢字の書き方と例文
語句割合
店子100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
藪下の三棟の長屋は、与七がまだ五丁目で質屋をやっているじぶん、正確にいうと十九年まえから、店子たなこに無償で貸していた。
少くも硯友社は馬琴の下駄のあとを印し馬琴の声を聞いた地に育ったので、幽明相隔つるといえ、馬琴と硯友社とはいわば大家おおや店子たなことの関係であった。
誠に此のたびはどうも御親切に有難う存じます、わたくしも心配致して居りましたが店子たなこの者で親子二人暮して居りますが
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)