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たてじとみ
ふりがな文庫
“たてじとみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
立蔀
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
立蔀
(逆引き)
この時に
承香殿
(
じょうきょうでん
)
の
女御
(
にょご
)
の兄である
頭中将
(
とうのちゅうじょう
)
が、
藤壺
(
ふじつぼ
)
の御殿から出て、月光の
蔭
(
かげ
)
になっている
立蔀
(
たてじとみ
)
の前に立っていたのを、不幸にも源氏は知らずに来た。
源氏物語:10 榊
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
草むらの乱れたことはむろんで、
檜皮
(
ひわだ
)
とか
瓦
(
かわら
)
とかが飛び散り、
立蔀
(
たてじとみ
)
とか
透垣
(
すきがき
)
とかが無数に倒れていた。わずかだけさした日光に恨み顔な草の露がきらきらと光っていた。
源氏物語:28 野分
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
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