“たっきょ”の漢字の書き方と例文
語句割合
謫居100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
海は少し遠いのであるが、須磨の関も越えるほどの秋の波が立つと行平ゆきひらが歌った波の音が、夜はことに高く響いてきて、堪えがたく寂しいものは謫居たっきょの秋であった。
源氏物語:12 須磨 (新字新仮名) / 紫式部(著)
源氏が日を暮らしびているころ、須磨の謫居たっきょへ左大臣家の三位さんみ中将がたずねて来た。
源氏物語:12 須磨 (新字新仮名) / 紫式部(著)