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たちさき
ふりがな文庫
“たちさき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
太刀先
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
太刀先
(逆引き)
不敵にも右門へ
刃
(
やいば
)
を合わせようとしたものでしたから、予期しなかった敵対に不意を打たれて、おもわず二、三歩あとずさりながら、まずじっと五人の
太刀先
(
たちさき
)
に目をつけました。
右門捕物帖:10 耳のない浪人
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
机竜之助の音無しの
太刀先
(
たちさき
)
に向っては、いずれの剣客も
手古摺
(
てこず
)
らぬはない、竜之助はこれによって負けたことは一度もないのであります。
大菩薩峠:01 甲源一刀流の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
この体当りもまた以て彼の得意の
業
(
わざ
)
である——さすがの松浦もそれに堪えられず、よろよろとよろめくところを、第二の
太刀先
(
たちさき
)
。
大菩薩峠:24 流転の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
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